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 ”ベッカライ ヨナタン”のベッカライとはドイツ語でパン屋さんという意味です。
では”ヨナタン”はなにかというと、語源をたどれば”神々の贈り物”という意味になります。 神々の贈り物とは大げさな話にきこえますが、毎日パンを見ているとパンこそは神々の贈り物だなあと思えるからです。これはパンに限りませんが、食物のうちパンやご飯、パスタなど穀物でできたものは、私たちの命を支えてくれる中心になっているの です。チョコレートだけで暮らしてはいけませんが、穀物はそれだけでも命を維持させてくれます。だからこそ、こういったものを主食といいます。その大切な主食を作るのですから、できる限り安心な素材を使い、安心な作り方で作っていきたいと思っています。

ヨナタンのパンや焼き菓子に使う原材料は主に国内産のものか、外国産の有機栽培のものです。以下に詳しく書きます。
1. 粉類は北海道産や滋賀県産の小麦粉をよく使いますが、全粒粉発芽全粒粉、 それに有機栽培されたライ麦粉、とうもろこし粉も使います。
2. 卵は地面の上をちゃんと走り回っている鶏の赤卵で、非遺伝子組み換えの飼料をつかいます。
3. 油脂類には、北海道のバター、有機栽培のパーム油、菜種のサラダ油を使います。 パン型にも菜種油を塗ります。 マーガリンなどは使いません。
4. 糖類は、徳之島の粗製糖、国内産純粋蜂蜜、てんさい糖、玄米水飴です。
5. ドライフルーツ、ナッツは有機栽培された外国産のもの。
6. 添加物は唯一、重曹を使います。これは内モンゴルで採れる天然重曹です。
7. その他、いろいろなフィリングを使いますが、ジャムをはじめ、自家製のものに力を入れていますので、他にはけっして味わえないものになっているはずです。
 


イメージパンが麦のセンベイと呼ばれないのは酵母菌によって膨らんでいるからです。
これは一般にはイーストと呼ばれています。イーストは通常一種類の酵母菌だけを選び、増やしていきます。いわば競争相手がない状態で育ちますので、発酵する力が強く、短時間で大きなパンを作ります。一方、ヨナタンではサワドウ種といって、酵母菌と共に乳酸菌などがいっぱい増えた種を使っています。 発酵力は弱く、時間ばかりかかりますが、風味に幅が出てきます。
このサワドウ種はいわゆる天然酵母にあたりますが、天然酵母という言葉自体は俗称ですので、あえて野生酵母と名のっています。
 

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